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【徹底レビュー】TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROのレビュー!実際使ってみて感じたメリットやデメリットを正直に紹介!

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キャンプを愛する皆さん、こんにちは!りのた(@field_sekkei)です。

今回は、私がこれまで10回以上使用してきた「TOMOUNT DOME-OTTO S2 PRO」について、実際の使用感を交えながら徹底レビューいたします。

結論から申し上げますと、このテントは室内高が190㎝もあり居住性がよく広々としたスペースが確保されるので、快適にキャンプを楽しみたいという方にはぴったりの一張りです。

りのた

快適すぎてビックリ!

その反面、いくつか気になったところもありました。

具体的に下記の内容をご紹介していきます。

▼この記事でわかること
・TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROとは?
・TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの外観と付属品
・実際使ってみて思ったメリットとデメリット

そこで本記事は包み隠さずTOMOUNT DOME-OTTO S2 PROを徹底レビューしていきます。

\\ 注目 //

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TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROとは?

DOME-OTTO S2 PROを手掛けるTOMOUNTは2009年に中国蘇州市で設立された会社です。

TOMOUNTは、アウトドア愛好者に向けて高品質かつ機能的なキャンプギアを販売しており、特にテントやタープなどの製品が人気で初心者からベテランキャンパーまで幅広い層に支持されています。

支持されている理由としては、TOMOUNTは「自然に戻って、リラックスキャンプを楽しむ」という理念のもと手頃な価格で高品質な製品を提供するとしていて、他ブランドと比較しても価格設定と品質のバランスが絶妙な形となっています。

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの外観と付属品

製品名:TOMOUNT DOME-OTTO S2 PRO
設営サイズ:約410 × 355 × 高さ190cm
収納サイズ:約58 × 23 × 25cm
重量:約9.1kg
素材:フライシート:20Dシルナイロン(片面シリコンコーティング)
ポール:A7001アルミニウム合金
耐水圧:約3,000mm
付属品:本体×1
レインフライ×1
グランドシート×1
アルミポール×6
アルミペグ×18
ガイロープ×9
修理キット×1
収納バッグ×1
価格(2005年現在)62,800円税込

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROは、室内空間の広さと抜群の通気性、さらに薪ストーブが使える冬対応設計が魅力のドーム型テントで、軽量かつ防水性にも優れており、多くのキャンパーから支持されています。

サイズは約W410cm×D355cm×H190cmと初代DOME OTTO よりもひと回り大きいサイズです。

収納サイズは約W58cm×D23cm×H25cmとコンパクトにまとまりますが、重さが約9キロあるのでそこそこの重さがあります。

りのた

ではさっそく設営していきましょう!

付属品はアルミペグ、アルミポール、ガイロープや修理キットが入っています。

アルミポールはアルミ合金の中でも特に軽く、強度がある7001アルミ製です。

収納バッグからテント本体を取り出すと、収納バッグに説明書がついていました。本体を広げ全てのスリーブにアルミポールを通してから組み立てます。

完成するときれいなドーム型の完成です。

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROは入口が3か所と計6つの窓が付いているので換気がしやすい設計となっています。

さらに、生地には風や雨に強い20Dナイロンを採用。軽量ながらも耐摩耗性に優れており、過酷な環境下でもタフに使えるのが魅力です。防水性能も抜群で、耐水圧は安心の3,000mm。急な雨でもしっかりと中を守ってくれます。

アシスタント

3,000mmは台風並みの強風雨にも耐えられるレベル

本体側面には通気口があります。

中には支える折り畳み式ステーがあるので、簡単に広げられます。

テント上部には、冬場に薪ストーブが使えるよう耐熱シートが使われている煙突ポートがあり、冬場でも快適に過ごすことができます。

アシスタント

薪ストーブで穴あかないようにしないとね

冬場は最強のTOMOUNT DOME-OTTO S2 PRO

夏場は計6つの窓から換気ができ快適にすごせるTOMOUNT DOME-OTTO S2 PROですが、TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROを最大限に使うならやはり冬なのです。

上記画像のように薪ストーブをインストールをすると、氷点下の外気温でもテント内は20℃以上になるので、快適にキャンプを楽しむことができます。

【おすすめ!】煙突ポート(ガード)の綺麗な切り方

YouTubeなどで見かけるように、ナイフで大胆にカットしている方も多いですが、「せっかくのテント、できるだけ美しく仕上げたい…」という方も多いはず。

そんなあなたにおすすめしたいのが、
コンパスカッターという裏技アイテムです!

コンパスカッターは中心を決めてクルッと回すだけで、狙ったサイズのきれいな円形カットが可能なので、薪ストーブのパイプのπを計って、そのまま煙突ポートをそのまま切れば、プロの仕上がりにぐっと近づきます。

アシスタント

これは本当におすすめ!

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの良かった点

実際にTOMOUNT DOME-OTTO S2 PROを使ってみて良かったポイントは

・広々としたスペース
・オールシーズン使える性能
・価格の安さ

では、1つずつ解説していきます。

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの広々としたスペース

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROを僕はソロキャンプで使っていますが、最大の魅力は、やはりその広々とした室内空間ではないでしょうか。

床面積は約11㎡あり、大人6人が快適に過ごせるゆとりがるので、お気に入りのレイアウトでコットやテーブルを自由に配置できるのが楽しいポイントです。

高さも中央部で190cmあるので、立ち上がる際にしゃがんだ姿勢を強いられないのが嬉しいポイント。テント内で立って移動できるのでストレスフリーです。

以前家族とキャンプした際は、雨天でも家族4人がテント内で食事をとることができ、その広さを実感しました。

さらに夜になると、天井の丸窓から満天の星空が見えるのが最高のご褒美。ゆったりした空間と自然を楽しめる、まさに“理想のソロ用テント”です。

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROのオールシーズン使える性能

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの優れた点は、どんな季節でも使える対応能力にあります。

特に夏場は、上記でも記載したインナーテントの天井部分が大きなメッシュ窓になっているため、風通しが抜群。夏の蒸し暑い夜でも、星空を眺めながら心地よい風を感じられます。

一方、冬キャンプの際には、気密性の高いフライシートがしっかりと外気をブロック。薪ストーブなど使用すると、テント内の暖かい空気を保持してくれるため、真冬でもとても暖かく安心して就寝できました。

実際、ぼくは2月の氷点下での使用経験がありますが、凍えることなく快適に過ごせました。

また、耐水圧3000mmのフライシートは、急な豪雨にも十分対応可能。シームテープ加工されているため、縫い目からの水漏れの心配もありません。風に対しても、適切にペグダウンすれば10m/sを超える強風でもびくともしない頑丈さです。

この価格帯でここまでオールシーズン対応のテントは珍しく、一年を通して様々なキャンプシーンで活躍してくれる点は、特に複数テントを持ちたくない方や、これから本格的にキャンプを始める方にとって大きなメリットになるテントです!

価格の安さ

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの驚くべき点は、定価62,800円の高品質テントが現在12,000円引きの特別価格で販売されているという破格のコストパフォーマンスです。

同等の性能・サイズを持つプレミアムブランドのテントと比較すると、かなりリーズナブルな価格設定といえるでしょう。

アシスタント

本家POMOLYのDome X6 Proより半額以下の価格なのね!

さらに注目すべきは、TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの付属品としてグランドシートが同梱されていること。

一般的にグランドシートは別売りで5,000円〜20,000円程度かかってきます。

これがもともと標準装備されていて、テント底面の保護はもちろん、地面からの冷気や湿気を遮断してくれるため、快適性が格段に向上します。

また、グランドシートはテント本体の寿命を延ばす効果もあり、長期的に見ても経済的なメリットが大きいです。

付属品はグランドシートだけでなく、アルミ製ペグ、ガイロープ、収納袋など必要なものが一式揃っており、この価格で「買ってすぐキャンプに行ける」完全パッケージとなっています。

初心者にありがちな「テントを買ったけど、あれもこれも追加で必要になった」という事態を避けられるのも大きなメリットです。

私はこれまで様々なテントを使ってきましたが、この価格帯でグランドシート付きという点は非常に珍しく、メーカーの本気度を感じます。テント購入に悩んでいる方、特に予算と品質のバランスを重視する方には、今がまさに購入の絶好のタイミングといえるでしょう。これだけの品質と付属品が付いて50,800円という価格は、キャンプ市場ではまさに掘り出し物と言えます。

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROのデメリット

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROはとても良いテントですが、ぼくが何回も使っていて気になったデメリットも紹介していきます!

・意外と組み立ての難易度が高い
・虫の排出が難しいメッシュ窓構造

アシスタント

これが改善されれば満点なのに

では、解説していきます。

意外と組み立ての難易度が高い

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの数少ないデメリットの一つが、その組み立ての難しさです。前モデルでひと回り小さいDOME-OTTO S2と比較すると、PROモデルでは新たにポールスリーブが追加されたことで、設営の手間が増しています。

特に注意すべきは気温による影響で夏場はまだマシですが、冬場になると気温の低下により生地の伸縮性がなくなり、組み立てに一層の苦労が伴います。

りのた

生地が伸びないので、組立にめちゃくちゃパワーが必要です

ベテランキャンパー一人でも冬季の設営は困難を極めることがあり、私自身も初めて使用した際には予想以上に時間がかかりました。

そして、テント自体が大きいので、風が吹いているとさらに難しくなります。キャンプの経験がたくさんある人でも苦戦するほどなので、必ず2人で協力して組み立てるのがおすすめです。

しかし、片付けるときは比較的簡単です。収納袋も余裕のあるサイズなので、テントをしまうときにイライラすることはありません。

初めて使うときは、組み立てに時間がかかると思って、余裕を持って行動することをおススメします!

虫が出せない天井の窓

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROの天井には、メッシュ(網)の窓があります。この窓のおかげで空気がよく通り、星空を見るのにもぴったりです。高い天井と合わせて、テントの中がとても広く感じられます。

しかし、このメッシュ自体は開け閉めできないので、一度テントの中に虫が入ってしまうと外に追い出すのに苦労するという欠点があります。

夜にライトをつけていると小さな虫が入ってくることもあるので、それを出しにくいのは意外と大きなストレスになります。

もしこの窓が開けられるようになっていれば、もっと便利なテントになったと思います。今のところは、テントを建てる前に虫よけ対策をしっかりしたり、出入り口をなるべく開けないようにするなど、工夫が必要です。

虫対策のポイント!

虫入る前提でカンガルースタイル(テントの中に就寝用のテントを張る)にしておくのも良いと思います。

アシスタント

このWild-1のテントが安くておすすめ!

まとめ:キャンプを快適に変えるTOMOUNT DOME-OTTO S2 PRO

TOMOUNT DOME-OTTO S2 PROは、高さ190cmの広々とした室内空間が魅力のテントです。定価62,800円のところ、現在は12,000円引きの50,800円で、さらにグランドシートまで付いてくる高コスパな一品です。

オールシーズン使える高性能な作りで、特に冬キャンプでも快適に過ごせる点が高評価。ただし、「組み立てには2人以上で協力が必要」「テント上部のメッシュ窓から入った虫を出せない」といったデメリットもあります。

特に冬場は生地が硬くなるため設営が難しくなりますが、片付けは比較的簡単です。天井のメッシュ窓は星空観察には最適ですが、開閉できないのが惜しい点。

総合的に見れば、グランドシート付きでこの価格は非常にお買い得。2〜3人での使用に理想的で、初心者からベテランまで満足できる高品質テントといえるでしょう。設営時の協力者を確保できれば、四季を通じて長く愛用できる一張です。

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この記事を書いた人

りのたのアバター りのた JAC公認オートキャンプインストラクター

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◆JAC公認オートキャンプインストラクターとして活動中

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