
キャンプ時には複数ランタンを持っていく、りのた(@field_sekkei)です
キャンドルランタンの火の灯りは特別な日の食事やキャンプ中など「癒し」と「特別感」を演出てくれます。
そんな特別な演出をロウソクの代わりにあらゆる燃料缶で使用できるのがこの「SOTO Hinoto(ひのと) 」

このキャンドル風ガスランタンは、中途半端に残っているガス缶を消費できるので、普段ガス缶を使っているキャンパーにとてもおすすめです。
本記事「【【SOTO Hinoto(ひのと)】さまざまな燃料で使用できるキャンドル風ガスランタン」は本製品の外観と特徴を述べた後、メリットやデメリットを紹介していきます。

メリット | デメリット |
いろんな燃料が使用可能 コンパクトでデザイン性が高い OD缶で長時間つかえる | タンク残量が分かりずらい 転倒のしやすさ 保管スペーサーが紛失注意 |
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Hinoto SOD-251が製造終了!リニューアル品SOD-260との違いを比較

公式サイトでリニューアルのお知らせを発見
楽天などの通販サイトで人気のHinoto SOD-251を探していたところ、なかなか入手できない状況が続いていました。そこで公式サイトを確認したところ、重要なお知らせを発見しました。
新富士バーナー株式会社より2022年3月に発表された内容によると、長年愛用されてきた「Hinoto SOD-251」は諸事情により製造中止となり、代わりに「Hinoto SOD-260」が2022年4月末にリニューアル製品として発売されることになりました。
製造中止の理由として「諸事情」と記載されていますが、昨今の原料価格高騰や円安などの影響が大きく関係していると考えられます。
リニューアルで変わったのは付属品のみ

気になるリニューアル内容を詳しく調べてみたところ、驚くべき結果が判明しました。
変更されていない仕様:
・外形寸法:幅38×奥行38×高さ156mm
・重量:232g
・燃焼時間:充填式専用タンクで1〜2時間
・使用容器:SOTO製品専用容器(OD缶タイプ)
・材質:アルミニウム、真鍮、ステンレス、ガラス、樹脂
本体の性能や仕様は一切変更されておらず、ガスの着火方法や充填方法も従来通りです。
唯一の変更点:付属品の内容
・SOD-251(旧モデル):ホヤガード、保管スペーサー
・SOD-260(新モデル):収納ケース
つまり、リニューアルといっても本体は全く同じで、付属品が「ホヤガード・保管スペーサー」から「収納ケース」に変更されただけという結果でした。

値上げリニューアルなのね!
定価も6,930円からHinoto SOD-260は7,700円に価格を値上げし、約11%の値上がりとなります。



ケースが変わりましたが、このあがり幅でしたら許容範囲内といえますね!
SOTO Hinoto(ひのと) の外観と付属品
「SOTO Hinoto(ひのと) 」は、さまざまな燃料缶を充填可能としたキャンドル風ガスランタンです。


製品名 | SOTO Hinoto |
---|---|
サイズ(外径) | 高さ156 x 幅38 x 奥行38 mm |
重さ | 約232g |
燃焼時間 | 充填タンク使用時:約1~2時間 |
使用可能燃料缶 | CB缶・OD缶・ライターガス |
直結可能燃料缶 | OD缶のみ |
材質 | アルミニウム・真鍮・ステンレス・ガラス・樹脂 |
製造国 | 日本 |


ひのとは陰陽五行説の1要素である火のうち員を表す「丁(ひのと)」から命名されています。


充てん式タンクの表面はさらさらしており、全体的にコンパクト設計で持ちやすい大きさになっていいます。


付属品は本体とホヤカバーと説明書です。


サイズは約156 x 38 x 38 mmのハンディサイズであり、車の発煙筒よりひと回り大きいサイズ。


カタログ値では重量約232gですが、初期状態でガスが充てんされているため、約10g重い242gとiPhone 12 proとほぼ同じぐらいの重さ。


本体は、充てん式タンクとホヤ+調光リングの2分割になります。また、ホヤ上部に銀色のリングがはめ込まれていますが、こちらは転倒した際にホヤの割れ防止のためのガードとしての役割を持っています。


使用時にゴム製の保管スペーサーを取り外します。保管時にはガス漏れを防ぐものなで、失くさずきちんと保管しておきましょう。



万が一、失くした時に備えた場合こちらの商品を予備で持っておきましょう!




充てんタンク中央部にガス注入口があり、こちらから燃料缶を注入します。


CB缶やライターガスは注入口にそのまま差し込んで充てんします。OD缶から燃料を充てんする場合は別売りの専用アダプターが必要です。





■デメリット■
充てん式タンクはガスの残量確認メモリがついていません。使用中、どのぐらいガスが残っているのか分からないところが残念ポイント。


黒いギザギザ部分が調光リングです。反時計回りに回すと、火の火力を調整できます。


OFF → 弱 → 強と調節できます。



点火時は弱状態で火をつけましょう
実際点火した時の、弱モード時。ゆらゆらと動いて癒されます。
調光リングを回すと、火力アップできます。少し回しただけでも火力が強くなります。


Hinotoは円柱型でデザイン性が高い反面、その形状ゆえに転倒の恐れがあります。使用時、危険ですので火の強さはガラスホヤからはみ出ないようにしましょう。





底面が約38mmなので、若干転倒する不安があるんですよね


そんな時のために、Hinotoの充てん式タンク底面にミニ三脚や三脚固定用の商品をつけられるネジ穴があります。


転倒して大惨事にならないよう、三脚をつけるのをおすすめします。つけることによって格段に安定感がますので、テーブルや地面など置ける範囲が広がります。



安い三脚で十分!




付属品にホヤカバーが付いてきます。触った感じはウェットスーツのような感じでした。


ホヤカバーすることにより、転倒しても衝撃を和らげてくれます。使わないときは必ずホヤカバーを装着しましょう。
他キャンドル風ガスランタンとの比較
「SOTO Hinoto(ひのと)」の他、人気のキャンドル風ガスランタンの比較表です。
製品名 | 「Hinoto」 | SOTO「ノクターン」 | スノーピーク「ルミエール」 | コールマンキャンドルガスランタン | キャプテンスタッグ
サイズ (外径x高さ) | (タンク込み) | 38 × 156mm42×105mm | 60×183mm | 46×156mm |
重さ | (タンク込み) | 約232g約102g | 約210g | 110g |
付属品 | ホヤカバー | (プラ製) | 専用ケース(プラ製) | 専用ケース(プラ製) | 専用ケース
価格 | 7,700円(税込) | 6,380円(税込) | 4,950円(税込) | |
使用燃料 | ガスライター | CB缶・OD缶OD缶 | OD缶 | OD缶 |
各メーカーいいところがありますが、やはり「SOTO Hinoto(ひのと)」が色んな燃料が使えるというところがメリットと感じます。ただ、着火のしやすさはスノーピークの「ノクターン」が1番安全に付けられると感じました。





ノクターンの着火は下部から安全に火がつけられるところが良いですね


SOTO Hinoto(ひのと) SOD-260はこんな人におすすめ
Hinoto(ひのと) は「ガス缶を無駄なくきっちりと最後まで使いたい人」におすすめです。
円柱型でデザイン性も高いキャンドル風ガスランタンですが、OD缶から充てん式タンクにガスを入れる場合には専用アダプターが必要です。
ただ、OD缶を直接使う場合は専用アダプターは必要ないので、そのまま使うのがおすすめです。
まとめ
本記事は「【SOTO Hinoto(ひのと)レビュー】さまざまな燃料で使用できるキャンドル風ガスランタン」について書きました。
デザイン性がよく、様々な燃料缶が使えるという他のメーカーにはない強みがあるガスランタンです。
2022年にケース付きのHinotoがリニューアル登場し、ますます人気がでているランタンですが、定期的にショッピングサイトをチェックしておきましょう!
りのた(@field_sekkei)でした。


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